いつも年末に紅鮭やイクラなどを取り寄せている北海道の魚屋さんから，すすめられて送ってもらいました。一尾を友人と半身ずつ分けました（体長５５ｃｍ）。
　秋に戻ってくるはずの鮭が５月中旬〜７月上旬頃，近海で漁獲される白鮭（しろさけ）で，春鮭/時鮭（トキサケ　別名：時知らず）と呼ばれる。獲れる時期が秋ではない”時季はずれの鮭”という意味での「時知らず」だということです。たまたま回遊中に近くへ訪れたのを獲るので，ごくごくわずかな漁獲量で昔は北海道の人しか食べられなかったそうです。産卵準備が始って間もなくの幼い時期なので脂のりもよく身も柔らかい。鮭好きのわたしは一度は食べたいと思っていたもの，程よい脂ののり加減でさっぱりしていて幾らでも食べられそう，目下ダイエット中なのに困ってしまう。
　鮭は昔から体を温める食べ物として知られ胃腸をあたため血行をよくするとともにビタミン類やミネラルを豊富に含み血液をサラサラにして動脈硬化や心筋梗塞の予防に効果があるといわれています。